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プロテインのメリット
基本的に太るということは脂質を摂り過ぎてしまうことが原因となります。一般的に、動物性のタンパク質には多量の脂質が伴いますので、その脂質を取り除いてから食べなければ総摂取カロリーが増えてしまうことになり、結果として太ってしまうことになります。
例えば、肉の脂身や乳製品に含まれる脂肪分、卵の黄身などが脂質に相当する部分です。したがって、これらの食べ物から脂質に相当する部分を除外して、タンパク質の部分だけを食べれば良いことになるわけですが、脂身の無い牛肉や豚肉、鳥のささみ、ゆで卵は白身だけとなると、かなり味気のない食事になってしまうでしょうね。
そこで、こういった食べ物から脂質を除外しタンパク質のみを加工して、高タンパク質で低カロリーな食品となったプロテインが登場するわけなのです。
一般的に健康である人が、運動を行なっていない場合に１日に必要とされるタンパク質は、男性でおよそ70g、女性でおよそ60gとなっています。それに対して、食事によって摂取することの出来るタンパク質の量は、平均で1日に80.1gとなっています。
つまり、運動を行なっていない場合は、健康な人であれば食事からだけでもタンパク質の摂取量は十分に足りていることになります。
しかし、激しい運動を行なった場合には、筋肉を回復させるためタンパク質の摂取量を増やす必要があります。その摂取量は、体重１kgあたり1.5g〜2g程度とされています。ですから、体重が70kgある人の場合は、105g〜140gの摂取量が必要となるわけです。
これを通常の食事から補おうとすると、大量の脂質を摂取してしまうことになり太りやすくなります。そこで、こういった場合にはプロテインから摂取したほうが良いということになるわけです。
プロテインの効果的な飲み方